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歴史・文化財 資料アーカイブ

宇都宮にまつわる民話

五十里洪水の予言

 1722年 8 月7日から降り続いた大雨は、五十里湖のていぼうをくずし、宇都宮の方面に向かって流れ出しました。そのときです 、羽黒山のふもとのイチョウの木が、流れをさえぎるかのように横に倒れました。
 また、二荒山大明神の古い杉の木がイチョウの木を支えるために、羽黒山に向かって飛んで行ったではありませんか。こうして宇都宮は大洪水から救われたのです。