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歴史・文化財 資料アーカイブ

宇都宮の祭り・年中行事

年中行事 ~「サナブリ(早苗振り)」~

 サナブリは、田植えが終了したことを田の神に感謝し、田植えの重労働を慰労する行事です。
田植えが終わると、苗を1把、根についた泥をきれいに洗い流し、お酒とともに神棚に供えます。また、餅をついて丸餅にし、田植えで手伝いを受けた先へ配ります。豊作を祈り、田植えを手伝ってくれた人々への感謝の意を表し、地域の結びつきを深めるとされています。
 各家庭の田植え終了の祝いをコサナブリ、集落全体の田植え終了の祝いをオオサナブリといって行事をわける地域もあります。