×

歴史・文化財 資料アーカイブ

宇都宮の民俗芸能

関堀の獅子舞

 紫宸殿〔ししんでん〕獅子舞藤原角輔〔かくすけ〕 流を名乗っている関堀の獅子舞は、毎年8月14日~16日にかけて、関堀町の観音堂で行われます(今年度は8月16日に奉納されました)。
 天喜(てんき)5年(1057年)、八幡太郎義家が奥州平定の命を受けた折、紫宸殿において当時宮中で悪魔退散・国家安泰を獅子舞で祈祷〔きとう〕する任に当っていた藤原角輔に門出を祝福させました。奥州を平定し、京都へ引き上げる途中、義家はこの獅子舞を関堀(関沢)の地に残し、それが代々受け継がれたものといわれており、現在は地区内のすべての成年男子が舞を習得するという規約により、伝承が図られています。太夫〔たゆう〕 獅子、中獅子、雌獅子からなる一人立ち三匹獅子舞で、「平庭」、「芝隠し」、「剣〔けん〕の舞」などの演目がありますが、口にくわえた刀(真剣)で竹を切る「剣の舞」が最も特徴ある舞です。

(関堀の獅子舞保存会長 塩田 敏雄) ▽問合せ 文化課(632)2768