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資料名称

間引き図絵馬(法眼祐真藤原梅景)
( マビキズエマ(ホウゲンユウシンフジワラノバイケイ) )

「間引き」とは、生まれたばかりの子どもを、家の生活が苦しいために殺してしまうことである。江戸時代、幕府や藩は「間引き」を厳しく禁止し、特に宇都宮藩は「間引き」禁止の教育に熱心であった。この絵馬は、1843(天保14)年、地元の名主(なぬし)によって奉納されたもので、村の人たちに「間引き」の悪行を戒めるためにつくられたものと思われる。

昭和63年3月22日 市指定

作者名 藤原梅景
時代・年代 1873(天保14)年 江戸時代
形式・資料形態 民俗文化財(有形)
点数 1枚
法量 -
材質 木製