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資料名称

銅鐘(清巌寺)
( ドウショウ(セイガンジ) )

この寺には、江戸時代の1660(万治(まんじ)3)年に造られた鐘があったが、火災によって破損(はそん)した。 そこで1751(寛延(かんえん)4)年、今小路町(いまこうじまち)の小牧時敏(こまきときとし)が施主(せしゅ)となり、宇都宮の鋳物師戸室元蕃(いもじとむろげんば)に鋳造(ちゅうぞう)させたのがこの銅鐘(どうしょう)である。 口径(こうけい)に比べて鐘身(しょうしん)が高く、すんなりとした形が美しい。 また、市内で最も美しい音色(ねいろ)であったので、第二次世界大戦中の供出(きょうしゅつ)から免(まぬが)れたといわれている。

昭和63年3月22日 市指定有形文化財

作者名 戸室将監藤原元蕃
時代・年代 1660(万治3)年 江戸時代
形式・資料形態 有形文化財
点数 1口
法量 -
材質 銅製