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資料名称

銅造盧舎那仏坐像(善願寺)
( ドウゾウルシャナブツザゾウ(ゼンガンジ) )

この大仏は、1735(享保20)年、善願寺の栄鈷和尚(えいこおしょう)の願いにより造られ、「大豆三粒の金仏(だいずさんつぶのかなぶつ)」として、次のような伝説が残されている。大仏を造る資金が不足して困っていたとき、和尚は善願寺を訪れた旅の僧に願いを打ち明け相談した。僧は大豆3粒を取り出し、これを境内に蒔き、実った大豆を多くの人たちに分けて増やしていけば、やがて資金がえられようと教えてくれた。和尚はすぐにこれを実行し、10年後には念願の大仏を造ることができたという。

昭和33年5月15日 市指定
保管場所/善願寺
住所/栃木県宇都宮市南大通り1-8-19

作者名 戸室将監藤原元蕃
時代・年代 1735(享保20)年 江戸時代
形式・資料形態 有形文化財(彫刻)
点数 1体
法量 -
材質 青銅製