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資料名称

赤岩山のヒカゲツツジ群落
( アカイワサンノヒカゲツツジグンラク )

古賀志町の赤岩山(標高528.7m)山頂の北東急斜面(斜度40~50度)に生息しているヒカゲツツジの群落は、急崖の東西80m、南北50mの範囲に分布している。ヒカゲツツジは、ツツジ科の常緑低木で樹高約2m、黄色の花と一見シャクナゲに似る葉が特徴である。花は4月下旬に咲き、日当たりのやや悪い北側の急斜面に咲くのでこの名がある。しかし、近年の山野草ブームと黄色のサツキ作出のための遺伝資源としての価値の高さから執拗な乱獲を受け、その個体が激減している。1970年代には、古賀志山、鞍掛山、大谷等の宇都宮市北西部山地の岩稜北面に普通に生息していたが、現在市内で確認されているまとまった群落は、当該地域のみとなっている。

平成14年3月25日 市指定
住所/栃木県宇都宮市古賀志町1979-2

作者名 -
時代・年代 -
形式・資料形態 記念物(天然記念物)
点数 -
法量 -
材質 ヒカゲツツジ