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資料名称

西下ヶ橋彫刻屋台
( ニシサゲハシチョウコクヤタイ )

江戸末期から明治初期の頃に製作されたと推定される黒漆塗彩色彫刻(くろうるしぬりさいしきちょうこく)屋台です。 彫刻は神山政五郎のものと伝えられ、柱はリスとブドウ、障子回りは桜を主体にした花木、外欄間は菊、高欄下は板書きの波でコンパクトにまとめられているためか側面は華々しさはありません。 正面の蹴込(注 けこみ)の獅子が戯(たわむ)れる透かし彫りの玉などに、彫刻の技術の高さを見ることができますし、鬼板と懸魚(げぎょ)の龍は華麗なものとなっています。注)蹴込=正面の内障子下部の彫刻。

平成3年3月30日 市指定

作者名 大工 不明彫物師 製作当初後藤正秀(推測)補刻礒部敬信 外 (推測)
時代・年代 江戸時代末ー文化文政期 指定修復・補刻 明治時代初期 推定
形式・資料形態 -
点数 1輛
法量 間口1.66m(柱外面),奥行き3.30m(柱外面),高さ3.33m,総幅2.76m,総長さ4.57m,総高さ3.62m
材質 -