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資料名称

木造薬師如来立像(羽下薬師)
( モクゾウヤクシニョライリュウゾウ(ハジタヤクシ) )

この像は、カヤの一木造り(いちぼくづくり)である。重みのある堂々とした姿や、おだやかで静かな表情などは、平安時代初期の作を思わせる。しかし、眼の表情や衣(ころも)の襞(ひだ)は丸みをおび、両袖が波打っていることから、平安時代中期の作で、現在、市内では最も古い仏像である。なお、この仏像は市内の下荒針町羽下の薬師堂に安置されていたが、1994(平成6)年、破損していた足や両手首を修理し、能満寺へ移された。

昭和32年1月12日 市指定
保管場所/能満寺
住所/栃木県宇都宮市駒生町1870

作者名 不詳
時代・年代 平安時代中期
形式・資料形態 有形文化財(彫刻)
点数 1躯
法量 -
材質 カヤ 一木造り