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資料名称

木造普賢菩薩坐像
( モクゾウフゲンボサツザゾウ )

この仏像は、白い象に乗った姿をしており、象が横向きであることから、釈迦如来(しゃかにょらい)の脇侍(きょうじ)として造られたことがわかる。江戸時代半ばの寛政年間(1789~1801)に、宇都宮の仏師によって修復されている。胎内(たいない)に「文和三年甲午法眼院廣」の銘が見られる。また、やや下を向いた切れ長の眼、軽く結んだ唇、豊満な顔はいかにも温和な表情であり、このようなことからも南北朝時代の作であることがわかる。

昭和50年3月25日 市指定
保管場所/宝蔵寺
住所/栃木県宇都宮市大通り4-2-12

作者名 不詳
時代・年代 南北朝時代
形式・資料形態 有形文化財(彫刻)
点数 1体
法量 -
材質 木造