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資料名称

旧篠原家住宅(国指定部分)
( キュウシノハラケジュウタク )

篠原家は、昭和戦前まで醤油醸造業・肥料商を営んでおり、宇都宮でも有力な商家の一つであった。旧篠原家住宅は、1895(明治28)年に建てられた,この店蔵は,店舗と住居部分を一体化した蔵造りになっている。江戸期から明治期にかけて、商家では防火を意識した店構えなどから土蔵造りが流行したが、この住宅は規模が大きく、かつ大黒柱や梁など構造部分の造りも豪壮で、財力に十分なゆとりのある商人のみが造り得たものであり、典型的な豪商の家の造りである。

平成12年5月25日 国指定重要文化財
住所/栃木県宇都宮市今泉1-4-33

作者名 不詳
時代・年代 1895(明治28)年
形式・資料形態 建造物(主屋1、新蔵1、大谷石塀1)
点数 3(建物2棟、石塀1)
法量 -
材質 主屋:木造二階建 土蔵造り 新蔵:木造二階建 大谷石貼石