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資料名称

旧大谷公会堂
( キュウオオヤコウカイドウ )

旧大谷公会堂は、大正末期から昭和初期にかけて旧城山村の公会堂として建築され、その後城山在郷軍人会館等として利用され、現在は宇都宮市の倉庫となっている。地元産の大谷石を構造体とした公会堂建築で、大谷石造平家建・スレート葺で、建築面積は209平方メートルである。設計は、本県の設計事務所の草分けである更田時蔵である。この建物の特徴は、正面妻側の4本の付け柱(ピラスター)で、柱にはロマネスク建築に用いられている幾何学的な文様が彫り込まれ装飾されている。特に中央の2本の柱は、通しの形となっている。小屋組は、洋小屋(キングポスト)で組んであり、建築当初は桟瓦ぶき葺きであったと思われる。

平成16年2月17日 国登録文化財
住所/栃木県宇都宮市大谷町1313-12

作者名 設計:更田時蔵
時代・年代 1926(昭和元)年
形式・資料形態 建造物
点数 1棟
法量 -
材質 大谷石造平屋建