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資料名称

岡本家家伝薬関係遺品一式
( オカモトケカデンヤクカンケイイヒンイッシキ )

岡本家の言い伝えによると、享保年間(1716~1735)に延寿救命丸を主軸とする家伝薬を次々に製造していました。最盛期の文化・文政期(1804~1829)には救命丸・退邪散(たいじゃさん)・理中丸(りちゅうがん)・全治膏(ぜんちこう)など薬種20種類に及び、販路も広く下野(栃木県)全域から常陸(茨城県)へ伸びていたといわれています。 この家伝薬の製造は、第2次世界大戦を契機に廃業されましたが、これら122点に及ぶ資料は、かつての本県民間医療史研究のための貴重な資料となっています。

昭和54年8月28日 県指定

作者名 -
時代・年代 -
形式・資料形態 -
点数 122点
法量 -
材質 -