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資料名称

密嶽神社本殿
( ミツタケジンジャホンデン )

通称「隠居羽黒山」といわれる当神社は、嶽の頂上に三神を祭祀したので羽黒山三社大権現と呼称され、鎌倉時代後期の1322(元亨2)年創建と伝えられています。宇都宮城主は9代宇都宮公綱の時代です。 後に三嶽大権現と改められ羽黒山大権現と同様に多く崇拝を受けていましたが、江戸時代に入った1750(寛延3)年2月の野火のために火災となり全焼しました。その2年後の1752(宝暦2)年9月、拝殿を再建し、境内を広めました。このとき頂上の厳石の下から清水が湧き出したので、人々はこれより「水嶽大権現」と呼びました。1868(慶応4)年3月の神仏分離によって権現を改め「密嶽神社」と改称し、今日に及んでいます。 また、本殿の彫刻は、農作物をモチーフとして描かれている素晴らしいものですが、作者は不明です。

昭和63年7月26日

作者名 -
時代・年代 -
形式・資料形態 建造物
点数 1棟
法量 -
材質 -