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資料名称

宝蔵寺 およりの鐘
( ホウゾウジ オヨリノカネ )

この鐘は、宇都宮氏の滅亡によって廃寺となった東勝寺(日野町通り北側一帯の地)にあったものである。江戸時代には夕暮れになると鳴らされたので、「およりの鐘」として親しまれた。「おより(御寝り)」とは「お休みになる」の意味である。鋳造年代は不明であるが、鐘の中帯に宇都宮氏の家紋「三つ巴」が20個ほどついているので、宇都宮氏の寄進によるものであろう。この鐘は、その後、様々ないきさつをたどって、1944(昭和19)年、宝蔵寺へ移され、今に至っている。

昭和59年3月21日 市指定
保管場所/宝蔵寺
住所/栃木県宇都宮市大通り4-2-12

作者名 不詳
時代・年代 鎌倉時代
形式・資料形態 有形文化財(歴史資料)
点数 1口
法量 -
材質 -