×

文化財を知りたい

文化財検索結果

資料名称

大谷磨崖仏(特別史跡)
( オオヤマガイブツ(トクベツシセキ) )

通称「大谷観音」の名で知られる石造千手観音菩薩立像・石造伝釈迦三尊像・石造伝薬師三尊像・石造伝阿弥陀三尊像の10体である。中でも千手観音像は、弘法大師一夜の作と伝えられ、構造から見ると、先ず岩壁面に大体の像容を荒彫りに刻み、その表面に粘土を着せたもので、石心塑造ともいうべき珍しいものである。像全体を細部に至るまで、粘土を着せて整えてからは、その上に漆下地を施して補強し、さらに色彩をして完成したものである。

昭和29年3月20日 国指定特別史跡
昭和36年6月30日 国指定重要文化財
保管場所/大谷寺
住所/栃木県宇都宮市大谷町1198

作者名 不詳
時代・年代 平安時代
形式・資料形態 記念物(国指定特別史跡・国指定重要文化財)
点数 10体
法量 -
材質 大谷石