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資料名称

塚山古墳
( ツカヤマコフン )

塚山古墳群は、塚山古墳をはじめとする5世紀後半から6世紀初頭にかけてこの地域を支配した一族の墓と考えられている。現在残っているのは前方後円墳3基と円墳1基であるが、かつては数多くの円墳や埴輪棺(はにわかん)が存在していた。その中でも、塚山古墳は塚山古墳群の主墳で、3基(塚山古墳・塚山西古墳・塚山南古墳)の前方後円墳の中では最初につくられたと考えられている。全長は98mで墳丘は三段に築かれており、葺石(ふきいし)が葺かれている。また、くびれ部南側に作り出しと呼ばれる台形の突出した部分をもつ。古墳の周りには盾形(たてがた)の周溝が廻っており、その外側に小規模な埴輪棺も発見されている。

昭和28年11月10日 県指定
所在地/栃木県宇都宮市西川田町1663

作者名 不詳
時代・年代 5世紀後半(古墳時代中期)
形式・資料形態 記念物(史跡)
点数 1基
法量 -
材質 前方後円墳 葺石