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資料名称

ムカシトンボ及びその生息地
( ムカシトンボオヨビソノセイソクチ )

ムカシトンボは、一億年前に生息していたトンボの仲間と同じように、止まるときに翅(はね)を半開きに閉じ、前翅と後翅の大きさが同じであることから「生きた化石」と言われ、日本とヒマラヤだけしか確認されていない貴重な昆虫である。成虫は、5月頃に山地沿いのやや開けた場所などを、かなり速く飛び、手で持つとさそりや蜂のように、腹部を上に反らすのに特徴がある。幼虫は、山地の渓流に住み、成虫になるまでに7~8年かかるため、環境が何年間も変化しないことが必要であり、この環境を守っていくことがムカシトンボの保護につながる。

昭和48年7月17日 市指定
住所/栃木県宇都宮市福岡町細野

作者名 -
時代・年代 -
形式・資料形態 記念物(天然記念物)
点数 -
法量 -
材質 ムカシトンボ(トンボ)