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資料名称

カトリック松が峰教会
( カトリックマツガミネキョウカイ )

設計者のマックス・ヒンデルはスイス人で大正末期から昭和初期まで日本に滞在して、函館市のトラピスティヌ修道院などを設計した人物である。松が峰教会設計に当たっては、故郷であるスイス最大のロマネスク建築であるグロスミュンスター大寺院を思いながら、地元の大谷石を用いたと言われている。我が国では、数少ない双塔を持ち、大谷石外壁のそこかしこにロマネスク様式の装飾を入れている。昭和20年の宇都宮空襲において、屋根と礼拝堂が被災し焼失してしまったが、戦後すぐに復元を果たした。

平成10年12月11日 国登録
住所/栃木県宇都宮市松が峰1-1-5

作者名 設計:マックス・ヒンデル 施工:宮内初太郎、安野半吾
時代・年代 1932(昭和7)年
形式・資料形態 建造物
点数 1
法量 -
材質 鉄筋コンクリート造二階建・双塔付 大谷石貼