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歴史・文化財 資料アーカイブ

城下町宇都宮

伝馬町

てんまちょう

この付近は、1619(元和(げんな)5)年、宇都宮城主本多正純(ほんだまさずみ)による城の大改修のときに、下町(したまち)にあった問屋場が移転された所です。日光街道と奥州街道の分岐点にあたり、荷を運ぶ人馬(伝馬(てんま))が備えられていたことから、この町の名が生まれました。町内には大名の泊まる本陣(ほんじん)をはじめ、たくさんの旅篭屋(はたごや)が軒を並べ、城下では最も賑(にぎ)やかな所でした。