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歴史・文化財 資料アーカイブ

宇都宮の民俗芸能

宇都宮の民俗芸能

 地域の人々が育て、受け継いできた歌や音楽、舞踏などを民俗芸能といいます。多くは祭礼や季節の節目など特別の日に行われ、娯楽として、また地域の人々の結束力を高める上で大きな意味を持っていました。急速な都市化や少子高齢化によって芸能を維持することが困難となり、姿を消してしまったものも少なくありませんが、宇都宮にはまだ貴重な民俗芸能が数多く残っています。
 例えば、堀米地区の農家によって、5月15日などに宇都宮二荒山神社に奉納される田楽舞は中世の香り漂う芸能です。関白町や中里町、逆面町、新里町などでは、毎年夏になると獅子舞が行われていますが、このうち関白町の天下一関白神獅子舞は県内に広く分布する関白流獅子舞の本家とされ、各地に影響を与えていたことが分かります。また新春の宇都宮に華をそえる宇都宮鳶〔とび〕木遣〔や〕りの唄〔うた〕と梯子〔はしご〕乗り、鉦〔かね〕や太鼓、笛の演奏で夏の祭りを盛り上げる各地のお囃子〔はやし〕 、さらに宇都宮二荒山神社や八坂神社(今泉)、平野神社(瓦谷)では神楽が行われています。
 皆さんも各地で行われている民俗芸能に触れ、地域の豊かな文化に親しんでください。