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歴史・文化財 資料アーカイブ

宇都宮の民俗芸能

宗円獅子舞

 宗円獅子舞は、新里に伝わる獅子舞で、言い伝えでは初代宇都宮城主の藤原宗円ゆかりの獅子舞と伝えられています。宗円は、康平5(1062)年の源頼義の奥州平定の折り、戦勝祈祷〔きとう〕の獅子舞を伴って従軍しましたが、途中の勝山(さくら市)の地で武運長久を祈り、獅子舞を奉納しました。平定後、宇都宮城主となった宗円は近江坂本の山王(日枝神社)21社中7社を新里の日枝神社に勧請〔かんじょう〕 し、その際に武運長久、悪疫退散を願って獅子舞を奉納したといわれています。
 現在は、五穀豊穣や町内安全、悪疫退散などを祈念して、盆の8月16日には日枝神社、8月の最終日曜日(二百十日)には日枝神社と薬師堂に獅子舞を奉納します。シシアヤシと呼ばれる道化役が登場する「平庭の舞」、春夏秋冬を表現した花篭〔かご〕 、楽器としてのササラなどに特徴があります。