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                                        蓬菜町の屋台                                                                                
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                                        ホウライチョウノヤタイ                                        )
                                                                            
蓬莱町の屋台は、棟木の墨書によれば江戸時代の1845(弘化2)年に作られたもので、もともと宇都宮二荒山神社の秋山祭りの付祭りである菊水祭の鳳輦の渡御に、外の町内の屋台とともに鳳輦について巡行したものである。菊水祭は、1673(延宝元)年頃から始まったといわれ、以後、氏子にとって最も重要な祭りとなり幕末期には39町内で屋台や山車を所有し蓬莱町は14番目をつとめた。しかし、太平洋戦争時の戦災でそのほとんどが焼失し、戦前からのものは伝馬町の彫刻屋台、本郷町の人形山車、大黒町の花屋台、それに蓬莱町の屋台のみが現存するだけである。
                                        平成13年3月22日 市指定
保管場所/栃木県宇都宮市西3-5-31                                    
| 作者名 | 棟梁:高田仲右エ門 彫物師:高田愼吾 彩色:菊地愛山 | 
|---|---|
| 時代・年代 | 1845(弘化2)年 江戸時代 | 
| 形式・資料形態 | 民俗文化財(有形) | 
| 点数 | 1台 | 
| 法量 | - | 
| 材質 | 彫刻屋台 | 




