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資料名称

銅造宝筺印塔
( ドウゾウホウキョウイントウ )

宝筺印塔は、本来は宝筺印陀羅尼経(ほうきょういんだらにきょう)を納める塔という意味であるが、鎌倉時代以後は墓碑や供養塔として数多く造られた。塔身の四面に四方仏(しほうぶつ)または梵字(ぼんじ)が刻まれている。石製のものが多いが、この塔は銅製である。江戸時代の1736(元文元)年に、宇都宮の鋳工・戸室将監藤原元蕃(とむろしょうげんふじわらのげんば)が鋳造したものである。当時の工芸技術を知ることができるものとして重要である。

昭和32年6月3日 市指定
保管場所/金剛定寺
住所/栃木県宇都宮市上桑島町1041

作者名 戸室将監藤原元蕃
時代・年代 1736(元文元)年 江戸時代
形式・資料形態 有形文化財(工芸品)
点数 1基
法量 -
材質 銅製